ハラスメント防止研修に登壇してきました。
最近、このテーマでお話しする機会が本当に増えてきています。
それだけ、現場での関心や課題意識が高まっているということですね。
そして、毎回感じることがあります。
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ハラスメントの“本当の原因”とは?
多くの企業でハラスメントが発生する背景。
それは何か。
制度の問題でも、個人の性格でもありません。
最大の要因は――
「職場のコミュニケーション不足」です。
これは、現場でのヒアリングや研修を通じて、確信に変わってきています。
さらに言うと、
◯ メンタルダウンする社員の増加
◯ 障害のある社員の定着がうまくいかない
こうした課題の根っこにも、同じ問題が潜んでいます。
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「伝える」よりも「聴く」が大事
では、どうすればよいのか?
研修では、次の3つを中心にお伝えしています。
■コミュニケーションの基本3原則■
① 相手の話を「しっかり聴く」
② 相手の話に「共感を示す」
③ 相手を「承認する」
どれもシンプルです。
でも、忙しい日常の中で、意外とできていない。
ここがズレると、
ちょっとしたすれ違いが、大きなトラブルに発展します。
逆に言えば――
ここが整うだけで、職場は驚くほど変わるのです。
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受講者の皆さまのリアルな声
研修後には、こんな感想をいただきました。
・業務や表情をよく観察し、褒めることを意識したい
・日頃から感謝の気持ちをしっかり伝えていきたい
・小さな気づきや感謝も遠慮せず言葉にしようと思う
・「相手を思いやることが一番」という言葉が心に残った
どれも、とても本質的な気づきです。
こうした一つひとつの行動が、
ハラスメントの“予防”につながっていきます。
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コミュニケーションは「職場づくり」そのもの
ハラスメント対策というと、
どうしても「ルール」や「禁止事項」に目が向きがちです。
でも本質はそこではありません。
安心して話せる関係性=心理的安全性のある職場づくり
これが土台にあってこそ、
ハラスメントは防げるのです。
これは、障害者雇用や定着支援の現場でも同じです。
「対話」を重ねることが、すべてのスタートになります。
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最後に
コミュニケーションは、特別なスキルではありません。
・挨拶する
・声をかける
・感謝を伝える
この積み重ねです。
でも――
これを本気でやり続けることが、実は一番難しい。
だからこそ、価値がある。
職場が変われば、人が変わります。
人が変われば、組織が変わります。

