活動実績

7月19日 奈良で「障害福祉✖️“新しい”農業」について伺いました

奈良県のPLJインターナショナルさんにお邪魔しました。

代表の比澤さんの取り組みが面白いんです。
福祉✖️農業🟰農福連携ですが、比澤さんの農業は水耕栽培です。
水耕栽培🟰農園ビジネス?いえ違うんです。
就労継続支援B型事業所(※)や企業が葉物野菜などを作って、
近隣の飲食店に納品する、そんな地域を巻き込んだ農福連携です。

※主に一般企業に就職するには課題のある比較的障害の程度が重い方々が利用する
障害福祉施設。作業の対価は工賃として利用者に支払われる。


8畳くらいの部屋であれば、空調設備は必須ですがどこでも設置可能。
栽培する物にもよりますが、1台の設備で約10名の利用者さんの作業量となります。
B型事業所の作業は単純で単調なものが多いけど、水耕栽培は植物を育てることで、
利用者さんのメンタルも維持されるし工賃の向上も見込める。

B型事業所や地場の企業で採れた野菜を、近隣の飲食店がそれを使って、
お客さんが食べる。
食べることが地域の福祉を応援する、そんな循環ができるといいですよね!

そしてもう一つが、古民家カフェです。


趣のある立派な日本家屋でそのままカフェを開店しています。
利用者さんが一つひとつ丸めたお団子をお客さんが席で焼く。お茶は20種類から選べます。

比澤さんは、アパレル業界のご出身で、持ち前の行動力と枠にとらわれない発想で、新たな障害福祉を実現されようと
しています。
業界にない発想って大切ですね。

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