先日、ダストレスチョークを製造している日本理化学工業様を
訪問する機会を得ました。
知的障害のある社員さんを雇用しており、
日テレ系の24時間テレビでも取り上げられた会社です。
大山社長のお話で一番心に残ったのは、「仕事を人に合わせる」。
JIS規定に合った製品を作るという目的を達成できるのであれば、
仕事のやり方は人それぞれでいい。
マニュアルはあるが、その人が一番やりやすい方法で構わない、と。
障害者雇用では、マニュアルを作り社員がその通りにできるように
指導することに重点を置きがちで、
実際に前職では社員にマニュアル通りに仕事をすることを
繰り返し言っていました。
目的は何か。
それを達成できるのであれば、
決められた(多くの人がやるような)「普通の」方法でなくても良い。
私も時々、「普通はさぁ」って言ってしまいます。
さらに、「その普通は自分にとっての普通であり、
相手の普通とは違うはず」ってセミナーでも言ってましたが、
仕事のやり方は、「普通」を押し付けていたのか…。
なかなかヘビーな気付きを得ました。